小学生は敏感だ。近くで見られていると自然にがんばれるようになってくる。ただし、本人の様子を見て、あせらずパンクしないようにさせることが重要なのだ。塾での成績塾に通わせる理由で、かつてはかなりの比率を占めていたのが「学校の成績が上からないから」だっただろう。二〇〇二年の「ゆとり教育」実施前後からは「小学校の教育だけでは学力がつかないようで不安だから塾に通わせる」派が激増した。安倍晋三内閣下での教育再生会議・野依良治氏から「塾に通うことを禁止にするべきだ」という意見が出された際に「通塾禁止というのなら公立小学校での勉強をもっと内容の濃いものにしてほしい」という声が多くあがったのが象徴的だ。前者、つまり学校での成績が悪いから塾に通わせる派について言えば、塾の内情を塾経営者自身が語る著作物や中学受験体験記などには塾側の発言として「入塾当時の成績は結局ずっとそのまま横ばいで年を重ねる。塾に入ったからといってそんなに成績が上がるものじゃない」という記述も見られる。
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