「自分の食事に集中する」満腹中枢刺激術。お腹いっぱいになったことを大脳に伝える満腹中枢は、動物としての本能を司る視床下部というところにあります。動物は、満腹中枢が大脳に指令を出すと、ピタツと食べることをやめるのですが、人間は、おいしそうなものがあったり、イライラしていたりすると、判断力があやしくなってきます。特にその大脳が、満腹中枢からの信号を受けとるべきときに、テレビや新聞の方に向いていると、食欲にブレーキをかけることができなくなってしまうのです。そうなると、いつまでたっても「お腹がいっぱいになった」という実感がわかず、気がつくと二人前食べてしまっていたなどということになりかねません。また、目からの情報というのはかなり重要で、「これから、これだけの食物を食べるのだ!」ということを、しっかり見て確認しないで食べていると、自分がどのくらいの量を食べたのかわからなくなってしまうという恐れもあります。いずれにしても、食事中はほかのことに気をとられず、食べることだけに集中してください。