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能力が発揮されないというのは非常に残念

言葉の敏感期に、英語で楽しく右脳トレーニングを家族で海外に移住すると、最初に小さい子どもが現地の言葉を抵抗なく、現地人に近い発音やイントネーションで覚えるというのも、右脳の働きによるものです。むずかしい英語の発音やイントネーションも、読み書きができる以前の乳幼児期ならば驚くほど簡単に、まるごと吸収することができるのです。イタリアのマリア・モンテッソーリ(医学者・教育者であり、世界中にモンテッソーリ教育理論の幼稚園や学校がある)は、赤ちゃんが生後すぐに環境からものごとを学ぶ高度な脳の働きを「敏感期」と呼び、特に、3才までの子どもには外界のものを積極的、能動的に吸収できる力があることに注目しています。モンテッソーリはまた、言葉についても「言葉が幼児のうちにあるのではないが、言葉に対する敏感力が幼児のうちにある」といっていますが、この活発な力は3才を過ぎると吸収力が失われていき、6才頃を境にそれ以後は完全に消えてしまうのです。極端な例ですが、このことを裏づける事実として、インドの狼少女、カマラとアマラの話があります。生後間もなく狼にさらわれ、7年間狼とともに生活をしてきた少女たちは、その後人間社会に適応して生きることはできませんでした。その能力が育つ時期に適切な環境がなかったために、能力が発揮されないというのは非常に残念なことです。
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